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都本部の取り組み 2016年
 
 
 
 
 
 
 
いまこそ考えよう!未来の子育て支援 都本部第31回保育集会
「量」より「質」の確保を大事に(9/10)



 都本部は9月10日(土)、連合会館で第31回保育集会を開催、都内の保育現場で働く仲間154人が参加した。
 集会では、日頃の保育に対する意識を確認しながら、未来の子育て支援について学び合った。
 講演では保育ジャーナリストの普光院亜紀さんを迎えて「これからの保育を考える〜保育園に求められる役割と機能〜」と題してご講演いただいた。
 普光院さんは親の会が8月31日に小池都知事へ提出した提言をもとに、現在の東京都の保育行政の問題点や保育士不足に至った理由を述べた。保育士不足は公立保育園の民営化と保育士の非常勤化が不足の原因を招いていると指摘。また、詰め込み保育が大きな事故に繋がっている状況や保育園の園庭所持率が東京都は全国最下位であることを報告。「待機児童解消ばかりに注目が集まり、保育の質が置き去りにされている」と現状を危惧した。
 午後は5つの分科会に分かれてそれぞれのテーマでレクリエーションの実践や討論を行った。

講師の普光院亜紀さん
(保育ジャーナリスト・保育園を考える親の会代表)



 
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