都本部臨時非常勤協議会は6月5日、中野サンプラザで第13回総会を開催し、70人が参加した。
冒頭、成田協議会議長(練馬区立図書館専門員労組)は、「職場の隣の人に声をかけながら仲間の輪を広げていくことも課題解決にむけた第一歩。安心して働いて生きていけるように自分たちの声、自分たちの言葉で臨時・非常勤職員の現状を訴えていこう」とあいさつした。総会では2016年度運動方針(案)を提案。安心・安定の雇用確保と処遇改善にむけて協議会に結集し、さらなる活動の活性化をはかることなどを確認した。また、役員人事では、成田議長が退任し、新議長に廣瀬泉さん(立川市職労)が選出された。
記念講演−あいはらくみこ参議院議員を迎えて
総会終了後、自治労組織内議員のあいはらくみこ参議院議員を迎えて講演会を開催。
あいはらさんは札幌市非正規職員(国民年金員)の出身。当時と比較して自治労の運動は広がったと評価する一方、当時とは比べものにならない非正規職員の増加を指摘。今後は、均等待遇の原則をどう職場に根付かせていくか重要と講じた。最後に、「今より賃金・労働条件を引下げないことを基本に、協議会が中心となって臨時・非常勤職員の組織化をしてほしい」と参加者にメッセージを送り、講演を締めくくった。
|