支え合い、助け合う、心をひとつに力をあわせ、暮らしの底上げを実現しよう!
4月29日、働くものの祭典「第87回中央メーデー」が代々木公園で、「2016三多摩メーデー」が立川市民球場で開かれた。
4万人が参加した中央メーデー式典の前段に東京地公労として千駄ヶ谷区民会館にて集会を開催し、メーデー会場までデモ行進を行った。集会で東京地公労議長の都本部宮本委員長は、「日本では労働者の四割が非正規労働者であり、公共サービスの職場でも同様に拡大している。この格差を是正し雇用と労働条件の安定で内需を拡大する社会、公共サービスの充実で安心して暮らせる社会、そして何よりも平和な社会をめざそう」とあいさつ。また昨年9月集団的自衛権行使のための安保法制が強行採決されたことについて触れ、「憲法改悪がかかる7月の参議院選挙、自治労組織内えさきたかしを国会に送り出すため全力でたたかおう」と結束を訴えた。集会終了後のデモ行進では、「格差是正」「憲法改悪反対」「脱原発」を街行く人に訴えながら会場の代々木公園をめざした。
三多摩メーデーには19,000人が参加。式典では都本部高橋副委員長がメーデー宣言を提起。「心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう」とした宣言を参加者全員で確認した。
三多摩メーデーでは、都本部現業評議会の揚げパンをはじめ、バルーンアートや被災三県の特産物の販売など単組、各評議会が模擬店を出店。強風のため時折販売に苦労もみられたが終始長い行列で賑わった。
メーデーとは(解説)
1日8時間は労働に、8時間は休養に、8時間は自分のために メーデーは1886年5月1日に米国の労働者が8時間労働日を求めて起ちあがったのが起源です。日本では1920年に第1回メーデーが東京で開かれました。メーデーは労働者の地位や権利拡大、人権・労働基本権の確立などに深く貢献し労働者の祭典として、各地で毎年開催されています。
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